小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

7月11日

f:id:t00c:20190711153611p:plain




家康「ねえねえ。たっちゃんの件どうなった?」

魄哉「あー。 そういや報告し忘れてましたね」





粋「たっちゃん?」

シロ「前に言っていた 家康の影武者だな」

蒼月「あー。なんか言ってた言ってた」




魄哉「しばらくお話ししたら納得して頂けましたよ。
影武者続投して下さるそうです」

家康「あー。良かった

辞められちゃった似てる人見つかるかどうか。」ほっ



シロ「何かバイトやめる感覚で言ってる気がするのは気のせいか」

蒼月「徳川の奴等の感覚だもん。気にしない気にしない」




粋「ふーん。 偉いのも大変だよなあ
あ。質問!」挙手

魄哉「はい?」

粋「影武者辞める辞めないとか 何処で話し合いしてんだ?
今の家康が影武者なの お前らくらいしか知らないよな?内容的に」

魄哉「おや。鋭い」

粋「へっへー。昨日足ひねって動けないからエネルギー脳ミソ動かす方にいってんだよ」どやっ


蒼月「どれどれ、治った?」

ぺしっ

粋「Σぎゃああああ!!!」

蒼月「あ。まだだね。」


粋「Σ鬼かお前っ」
蒼月「蛇だよ。」




家康「えー。質問の答え

話し合いは『普通に江戸城で』だよ」



シロ「ん?大丈夫なのか それは」


家康「大丈夫大丈夫。てか相手『殿』なんだからそうそう外出られないし

何よりその手の話の時は 徳川忍軍総出でその階警護してまーす」

蒼月「もはや忍と言うより要心棒軍団だね」

 


家康「意味合い同じでしょ?」

挿音「同じじゃねえよ」



粋「お。噂をすれば」



魄哉「なお、徳川忍軍の皆さんのガードは部屋からかなり離れた所ぐるっとという感じですね
聞かれちゃ不味いので

それでも『殿』と『天海』の会話ですので 何も不思議は無いんですよね」


粋「へー。

それでもなんか怖えけどなあ」




家康「なお。その空きスペースにはこちらのお頭が居るので 一般の忍君達は万が一にも近寄れません」

蒼月・シロ・粋「成る程。恐ろし過ぎる」 



挿音「お前ら俺を何だと思ってんだ」




シロ「少なくとも俺ならば 好奇心で聞き耳立てよう等とは思わん」うむ。

蒼月「ありとあらゆる拷問の限り尽くされそうだよね」

粋「つーか。やらかしたらどんな目に合うのか想像すら出来ねーわ」





魄哉・家康「まあまあまあまあまあ。」
挿音「こんの餓鬼共っ」




白「じゃあ質問。
もしやるなって事やらかしたら具体的にどうなるんだ?」

粋「お。兄貴おかえり」

シロ「勇者かお前は。」



挿音「別に大した事じゃ
あ、小太郎ちょい来い」



小太郎「ん?なになに?」てててっ


挿音「野生の狼の群れにもルールあるとか言ってたよな?」

小太郎「ん?あるぞ
じゃなきゃ群れなんて潰れちゃうからな」


挿音「じゃ その群れで絶対やんなって事した奴はどうなるよ」

小太郎「ん?そりゃもちろん


袋叩き。」わおんっ


粋「Σめっさ軽くこええ事言ってる!!」ひいいっ

 



白「さすがだな。」うん

蒼月「そういやワンコロも妖怪だったね
てか師匠感心しないで アンタが同じノリだと怖い怖い」

シロ「そこのゴロツキ妖怪の大将。絶対見習うでないぞ」





挿音「更に聞くがよ?
お前らのルールじゃ 万一ボスに逆らった奴はどうなるよ?」

小太郎「ん?たまに居るなあそれ

もちろんやっつ裂き」わんっ


挿音「ま、徳川忍軍もこんなもんだ」

粋「Σ変な事聞いてすんませんしたあっ!!」ひいいっ 



白「人なのに妖怪の小太郎達に近いのか。
面白いな」

挿音「体育会系の極みだかんなー
荒くれもんや表で生きらんねえ奴等の集まりだし そうでもしねえと内部崩壊するっての」

シロ「ああ。やはりそういう」

蒼月「この人 それまとめてんのかよ。」うわあ





白「つまり強い奴に従うだな。
なんだ 忍って妖怪と一緒か」

挿音「間違ってねえけど一緒にすんな。
俺あ人間だっつってるだろ」

 



家康「とんでもない大将コンビだね。」

シロ「お前入れたらトリオだな」

家康「Σ私普通だけど!?」

蒼月「どこが。

あ、こっち入れてカルテットだね」

魄哉「Σえ」

小太郎「俺も裏山の狼のボスだぞ」わんっ











一二三「皆 お偉いさんなんだなあ」ほう。

彬羽「普通が一番だ。」



千様(彬羽君。一族のお頭争いに負けたものね)複雑。





鏡子「仮に勝ってても神経性胃炎とお友達になってただけですよ
結果オーライです。」にこにこ

彬羽「Σ気遣いか!それは気遣いなのか!?」








>サイトトップに戻る