小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

9月30日

蒼月「9月も終わりかあ」ため息。 家康「地獄の冬へのカウントダウンで凹んでるねえ。」千様「蛇って大変ね 外出られなくなるの辛いわよねえ」うんうん。 焔「って事で孫よ 今年こそは神無月の集まり出ろよ。」ずいっ白「玄関から入れじじい。」朝御飯もぐ…

9月29日

【江戸城】 魄哉「あー スルメと熱燗が欲しいですねえ」ふう。 挿音「仕事から目を背けんな つか、アンタ天海『大僧正』だからな?袈裟着て堂々と言うなっての。」 魄哉「坊主とて人間ですし 知ってますか?寺で飲まれてる般若湯。あれ中身普通にお酒なんで …

9月28日

【芝居小屋】 粋「ぶえーっくしゅっ!!」皐月「Σうぎゃっきたなっ」 つつじ「なんや 風邪どすか?」 粋「んー。どうだろ 朝冷えたしなあ」鼻ずびっ 白「ものもらいと骨にヒビの次は風邪か 忙しいなお前」呆れっ粋「骨は兄上の仕業なんすけどね」 つつじ「何…

9月27日

挿音「いってえなクソ親父っ 今本気でやったろ!!」魄哉「は?加減されて嬉しいんですか? 本気で相手して貰えて嬉しいと思いなさいっ!」挿音「お言ったな?言ったな? その言葉そのまんま返してやらあっ!!」 ぎゃあぎゃあ 蒼月「何? 親子ケンカ?」家…

9月26日

千様「すっかり秋ねー いつの間にか熱いお茶が美味しいわー」ぐびー。家康「だねえ。最近まで冷たい麦茶ー!て言ってたのにねえ」のほほん 蒼月「あー嫌だなあ 冬来んのか」どんより。シロ「日本には四季があるのだ仕方なかろう それとも一生真夏の灼熱地獄…

9月25日

シロ「ふう。こんな物か。」汗ふきっ 飛天「お?庭掃除? お疲れさーん。」すたすた。シロ「ん? うむ。 Σってちょい待て!なんだその荷物っ」飛天「秋の頼り だな。」うん。シロ「は?」 ーーーーーーーーーーーーーー 一二三「おおっ おっきな栗だっ」おお…

9月24日

蒼月「あー。こりゃ偽造だね」証文ぺしっ 挿音「あー。だろうなあ」キセルすぱー 商人「ですよ! 私共が借りたのはその10分の1の金額でっ」蒼月「オッサンさあ これ書くとき金額の所 スペース開けちゃったでしょ? 書き足されてんだよ 積めて書かなきゃ駄目…

9月23日

千様「なーにー? 朝からがちゃがちゃ煩いわよー あら?彬羽君?」彬羽「ん?起こしたか」 千様「どこのオカンかと思ったわよ 朝から何作ってるの?」 彬羽「昼飯食ってる暇もねえ某政治家に 季節柄腐る事も無いだろうしと弁当作りを頼まれた」 超本格的お弁…

9月22日

【幕府公営診療所】 飛天「あー。こりゃめばちこだな。」あーあ。粋「めばちこ?」へ?飛天「あ。関西圏の方言だっけ ものもらいだ ものもらい。」 白「変な虫に刺されたとか大騒ぎしてたけど ものもらいか。」むう。飛天「お前なあ めばちこくらい1人で診せ…

9月21日

魄哉「えー。夏の暑さも何処へやら 爽やかな風の気持ち良い調度良い季節ですという事でうちの牢から活性化した囚人が集団脱獄しやがりましたので 捕獲お願いしたいんですが」 シロ「直訳すると せっかくの爽やかな季節に何さらしてくれとんじゃ。だな」うむ…

9月20日

【割烹 春一】 彬羽「店内が狭い。」むう 粋「お前がでかいからじゃねーの?」蒼月「つーか 店員なら客多いの喜べよ ちょっと店長ー スタッフの教育なってないよー」 朱禅「お前はツケ払ってからもの言えや」※店長シロ「当店は他の客への迷惑行為、その他難…

9月19日

魄哉「っだああああ!まずいっ 寝過ごしましたっ」ひいいっ 小太郎「昨日涼しくて寝やすかったもんなあ」あーあ。蒼月「ジジイ重役じゃん。少しくらい遅刻してもいいんじゃないの? 何かあるの?」 魄哉「上がきっちりしてないと 下なんて幾らでもダラダラす…

9月18日

家康「外国はもうすぐお盆らしいよ 仮装とかして子供がお菓子カツアゲしに近所廻るあれね。」にっこにこ。千様「そうね。来月末の話だけどね。」 シロ「お前な 良い歳してそんなものではしゃぐで無いわ。」小太郎「前の月からって何処のイベント商法だよ」わ…

9月17日

【芝居小屋 楽屋】 つつじ「どない思う?」皐月「どないって?」 つつじ「さっきまでバチバチにシゴかれとった粋はんどす。なんやろなあ やる気無い訳じゃないっぽいんやけど なんかこう。どう言ったらエエんやろ」うーん。 白「やる気があるのに なんかやる…

9月16日

魄哉「あー。昨日は参りましたよ」あくびっ千様「急な夜勤だったのよねー。お疲れ様」 蒼月「政務だか何だか知らないけどさあ 夜に手伝いとかやめてよね 俺遊びにいきたかったのにさあ」ちぇー魄哉「ああ。それはナイスなタイミングでしたね 」ふっ小太郎「…

9月15日

【町外れ 野っ原】 蒼月「何ー? こんな所呼び出してさあΣはっ まさか果たし合い いや闇討ちっ!? 」びくっ魄哉「闇討ちされるような心当たりあるんですか?」ジト目。蒼月「山程ある。」きっぱり家康「その内ホントに闇討ちされちゃうよ」苦笑魄哉「失礼な…

9月14日

【江戸城】 魄哉「今時 不幸の手紙ですか」うわあ。女中A「天海様も大変ですねえ」あらまあ。 女中B「不敬罪でしょっぴいていいんじゃないですか? 毎日国中の治水やら道路整備やら めちゃめちゃ尽力されてるのにー」むすっ魄哉「まあ 政治家なんて 恨まれて…

9月13日

【芝居小屋 楽屋】 庵「ちわーす。出前お待ちー」 つつじ「なんや病気やろか。」ふむ皐月「えー。食い過ぎちゃうん?」粋「いやいやいやそれだけはねえだろ」 庵「何で円陣組んで会議してんの?」 つつじ「お? おんや 庵はん。出前おおきにどすー ちょお立…

9月12日

家康「ねえねえ。ちょっと質問」白「ん?」 家康「神様の類いって 社立て直せば復活する?」真顔。白「全然意味が解らない」 家康「実はさ、ちょっとフラフラしてたら 朽ちたボローい社みたいなの見付けてさ昔は結構大事にされてた神様だったんだろなーっと…

9月11日

一二三「あ。お花だべ」おおっ小太郎「彼岸花だなー 凄い数だな」わおんっ シロ「何故にこの家の周りは草木の数が逐一多いのか」うーん。家康「あー 春は桜で埋もれるもんねえ 毛虫も凄 千様「殿。それ以上言わないで」 蒼月「家主の趣味でしょ? あのジジイ…

9月10日

家康「蒼月ー。おーい どこ行ったの?」小声っ千様「あら殿 また蒼月君何かで怒られてるの?」 家康「Σへ? ああうんっちょっとね」目そらしっ 千様「あら? 目をそらすって事は あの子まーた女絡みで爛れた何かがあったのねー そりゃ女にゃ説明しにくいわよ…

9月9日

魄哉「だああもう!なんでややこしい時に限って次から次へとっ」彬羽「落ち着け。 面倒だからと外部に委託したのが間違いだ 今からこっちをこうすりゃ予算は最低限に抑えられる」 千様「何これ。」蒼月「民間に丸投げした工事の案件が なーんか費用中抜きで…

9月8日

小太郎「なあなあなあなあっ聞いて聞いてっ家康が刀使ったぞ」わおんっ 千様「Σえ。殿って刀駄目だから銃持ってんじゃなかったの!?」 蒼月「そもそも戦国終わったのに刃傷沙汰?」えー 小太郎「一部の奴には『本物』の家康だってバレてるからな」わおんっ…

9月7日

【江戸城】 魄哉「わざわざすみませんねえ」飛天「あー大丈夫天気がアレだから 出来るだけ早く診療所戻りたいけどな 近所の爺さんとか風でコケてそうだし」家康「診療所の先生も板について来たねえ」うんうん 飛天「いやお前何でいるの?」 魄哉「殿なら ち…

9月6日

【常春の里】 旭「お? 何だ まーた変な物持ってきたのかよ」夕霧「警備って言っても暇なんだよそもそもこんな所にケンカ売る奴居ないしさ」がたごと。旭「だなあ。 外じゃ『夏』って奴が過ぎてそろそろ去るか?ってて話だけどよここは常に春だし暇だわ眠い…

9月5日

千様「あらー 今日は彬羽君が晩御飯担当?」彬羽「今日『も』だな。 徳川の方が忙しいから仕方無いが こら小太郎つまむな」ぺしっ小太郎「ぎゃいんっ バレたっ」 蒼月「お前も器用だよねー うっわグロっ 魚とか良く捌けるよねー」うわあ 彬羽「蛇が言うか?…

9月4日

千様「ちょっと蒼月君どこ行くの!」蒼月「Σやばっまた天気荒れるらしいし 今の内に遊びに行ってくるっ」だっ 家康「言葉だけ見たら可愛げあるんだけどねえ」うーん。小太郎「遊びに行くの 白粉の匂いの女達の店だからな」わおんっ 挿音「もう親父も 変な病…

9月3日

焔「おー。 雀飛ばされてら」おおっ千様「はいお祖父ちゃんそこ退いてねー 雨戸閉めるそうよー」 焔「昼間っから暗くなんなあ まあ畳やられちまうよりはいいか」しぶしぶ コマ「カタタッ」首かしげっ粋「うん、本気で台風過ぎるまで居座るらしいんだよな」げ…

9月2日

千様「Σうっわ 風きつっ」家康「あー。台風来るって本当みたいだね やだねえ」小太郎「また散歩行けなくなるなあ」きゅーん。 挿音「まーた雨漏り対策かよ おいお前らも早めに 千様「ほーら シロ君。 チラリズムー」あえての縁側っシロ「Σやめんか変質者が!…

9月1日

魄哉「今日から9月ですねえここから爽やかな季節へ大移動です。気合い入れ直して行きましょう!」よっしゃあ 家康「現実見て。 クマゼミ大合唱してるよ」 魄哉「・・ 今年はお月見の時期にも蝉鳴いてると思うんですよ」ふっ家康「悲しむポイントがよく解ら…